投資信託と定期預金の違い4つ!どっちもメリット・デメリットあり!

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「投資信託と定期預金はどう違うのかな」

「投資信託と定期預金のメリットとデメリットを知りたい」

そういう風に考えているあなたの疑問に答える記事です。

資産運用で失敗しないためには、金融商品の違いをしっかりと理解しておく必要があります。

今回は、数ある金融商品のなかで、初心者にも比較的取り組みやすい「投資信託」と「定期預金」の違いについて説明したいと思います。

投資信託と定期預金はどう違う?

まずは、投資信託と定期預金について簡単に説明します。

投資信託

投資信託は、大勢の投資家からちょっとずつお金を集めて、まとまった大金を専門家が株式や債券などで運用し、その運用成果を投資家に分配するという仕組みの金融商品です。

投資家はどこぞのお金持ちのことではなくて、投資信託を始めればあなたも投資家です。

専門家は、資産運用の勉強をみっちりやっているプロの人たちで、「ファンドマネージャー」などと呼ばれています。

投資信託を「ファンド」というので、それを運用・管理するから「ファンドマネージャー」なんでしょうね。

定期預金

定期預金は、お金を預ければある一定期間(満期日まで)は引き出せない代わりに、普通預金より高い金利(利回り)が付くという金融商品です。

お金を預ける期間は、金融機関によって1ヶ月から10年という差がありますが(楽天銀行には7日間という超短期の定期預金もあります)、預けている期間が長ければそれだけ高い金利が付きます。

基本的に定期預金は満期日まで引き出せませんが、急にお金が必要になったなど、やむを得ない場合には途中で解約することができます。

投資信託は、「あなたの投資(お金)を信じて託す」ということですね。

あなたから預かったお金をファンドマネージャーがうまく運用し増やして、あなたに分配します。

定期預金は、あなたから預かったお金を、銀行が個人や会社に貸して利息を受け取って、あなたに分配します。

投資信託も定期預金も、お金を預けて運用成果なり金利なりのプラスアルファを受け取るところは似ています。

しかし投資信託と定期預金には、大きな違いが4つあります。

「元本保証の有無」「手数料の有無」「預金保険制度の対象の適否」「収益分配金の違い」です。

以上、4つの違いを簡単に説明します。

【1】元本保証の有無

これは「元本(預けたお金)を保証してもらえるかどうか」です。

預けたお金が減ることを「元本割れ」といいますが、「預けたお金より減ることはありませんよ」と約束してくれているのが「元本保証」です。

定期預金には元本保証があります。

定期預金は途中で解約することができると上で書きましたが、そうした場合は「ペナルティ金利」が適用されることになります。

しかしペナルティ金利を課されたとしても、預けたお金より減ることはありません。

投資信託には元本保証がありません。

投資信託の運用成果はさまざまな要因で変動します。

運用するファンドマネージャーはお金に関するプロですが、市場環境などでどうしても運用がうまくいかない場合もあります。

信じて預けた大事な100万円が80万円になっても、減った20万円は保証されません。

なので、「預けたお金は1円たりとも減らしたくない」と考える人は、精神衛生的な意味でも投資信託をやらない方がいいでしょう。

【2】手数料の有無

これは「お金を預け入れたり引き出したりするときに手数料がかかるかどうか」です。

定期預金は、手数料が一切かかりません。

ATMが使えないネット銀行や他の銀行の定期預金に預けるときなどは、振り込み手数料がかかる場合があります。

普通預金口座のお金を定期預金に移すだけでしたら、預けるときや引き出すときに手数料を取られることがありません。

投資信託は、手数料がかかりまくります。

投資信託は、買うとき、持っている間、売るときの3つの状況で手数料がかかります。

これはあとで説明しますが、投資信託には役割の違う3つの会社が関わっているからです。

投資信託を買うときが「購入手数料(買付手数料)」、持っている間は「信託報酬(運営管理費用)」、売るときには「信託財産留保額」という手数料がかかるのです。

手数料の目安ですが、購入手数料が0~3%、信託報酬が0.1~3%、信託財産留保額が0~0.5%となっています。

売るときに手数料がかかるのはわからなくもありませんが、「え、買うとき?つぅか持っている間?」といいたくなりますよね。

購入手数料は3%までに設定されていますが、投資信託を100万円分買うと3万円ですから、決して馬鹿にはできません。

しかし購入手数料がかからない「ノ-ロード投信」というものがあるので安心してください。

僕が持っている投資信託はほとんどノーロード投信です。

さらに為替ヘッジがある投資信託には「為替ヘッジを維持するための手数料」がかかりますが、これは例外的な手数料なので、「あーそういうのもあるのね」くらいでいいと思います。

僕もそういうややこしそうな投資信託には手を出していません。

【3】預金保険制度の対象の適否

これは「預けたお金が預金保険制度の対象になるかどうか」です。

預金保険制度とは、金融機関が万が一破綻したとしても、預けていたお金は保護してくれる保険制度のことです。

破綻した金融機関の代わりに、「預金保険機構」というところが一定額を支払うことで、預金者を保護してくれるというわけです。

「一定額を支払う」とありますが、保護してくれる金額は1つの金融機関ごとに一人当たり1000万円までとなっています。

定期預金は、預金保険制度の対象になっています。

定期預金口座を持っている金融機関が何らかの事情で潰れてしまっても、1000万円までなら無事に戻ってくるということです。

僕たち庶民はともかく、何億円も預金しているようなお金持ちの人は「たった1000万!?」と叫びたくなるでしょうね。

投資信託は、預金保険制度の対象になっていません。

というか投資信託は預金ではないので、そもそも対象になり得ないんですよね。

しかし投資信託は定期預金とは違う法律と制度で保護されています。

投資信託は3つの機関が関わっていて、それぞれ違う役割を果たしています。

投資信託を販売する「販売会社」、投資・運用をする「運用会社」、資金を保管・管理する「信託銀行(受託会社)」の3つです。

投資信託に投資してあるお金(資金)は「信託財産」といいますが、信託財産は信託銀行が保管・管理しているので、販売会社や運用会社が破綻しても信託財産は大丈夫というわけです。

では信託銀行が破綻したら?

信託銀行は、「自身が持っている財産と信託財産は分けて管理しなければならない」と法律で義務づけられています。

なので、もし信託銀行が破綻しても、無傷の信託財産は他の信託銀行に移されるだけなのです。

【4】収益分配金の内容

これは「受け取る収益分配金の内容はどう違うか」です。

定期預金は、あらかじめ決められた利率に基づく利息が「収益分配金」になります。

1年ものの定期預金の利率は、ゆうちょ銀行や三菱UFJ銀行、みずほ銀行など、いわゆる普通の銀行で年0.010%が設定されています(2019年12月時点)。

ネット銀行の1年ものの定期預金の利率はもう少し高くて、0.020%や0.030%などがあります(預金額次第で0.200%や0.250%というのもあります)。

いずれにしても、決して高い利率とはいえませんが、預け入れたら確実に収益分配金を受け取ることができます。

投資信託は、運用成績に応じた金額が「収益分配金」になります。

先述のファンドマネージャーが一生懸命に資産運用して、僕たちが預けたお金を増やしてくれようとします。

しかしさまざまな要因で、思うように運用できずに最悪マイナスになる場合があります。

「運用成績に応じた金額」なので、収益分配金が出ないことや元本割れになってしまうこともあるのです。

まとめ:投資信託と定期預金の違い4つ!どっちもメリット・デメリットあり!

今回は、投資信託と定期預金の4つの違いについてまとめてみました。

表にまとめるとこんな感じですが、ぱっと見ると投資信託にはあまりメリットがないように思えますね。

投資信託定期預金
元本保証の有無なしあり
手数料の有無かかりまくりなし
預金保険制度の対象の適否対象外対象
収益分配金の内容運用成績次第決められた利率

「とにかく損はしたくない、手堅く積み立てていきたい」と考える人は、定期預金一択でしょう。

「投資信託に回せるほどの経済的余裕がない」という人は、投資信託について勉強してみれば、決してお金に余裕のある人だけができる資産運用方法ではないことがわかります。

僕もお金に余裕はありませんが、投資信託にコツコツ投資してきたおかげで(少額投資ができるのは投資信託のメリットの一つです)、今では定期預金の利率が馬鹿らしく思えるほどの運用成績を上げています。

僕の投資信託歴は5年ほどになりますが、5年前に投資信託について勉強して、思い切って始めて良かったなとつくづく思います。

以上、「投資信託と定期預金の違い4つ!どっちもメリット・デメリットあり!」でした。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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