ごきげんよう、自称愛妻家のまさきちです。
うちの嫁さんは気まぐれです。
いうことがその日の気分で変わることがちょいちょいあります。
今回は、そんな嫁さんの気まぐれを回避スキルで対応している話です。
麦茶をペットボトルに移していたら
我が家では、夏になると麦茶を飲みます。
朝から嫁さんが麦茶を煮出して、2リットル用の大瓶に入れます。
それをあとで冷蔵庫から取り出して飲みやすくなるように、僕が500mlのペットボトルに移しています。
ある夏の日の朝、いつものように冷ました麦茶を4本のペットボトルにジョボジョボと移していました。
テーブルを濡らさないようにと慎重にしていたら、嫁さんがあきれたようにいいました。
「なんばそがんゆっくり移しよると。こぼれたら拭けばよかたい」
そのとき僕はそりゃそうだな、と思いました。
たしかにちょっとくらいこぼしても、拭いてしまえばよいだけです。
忙しい朝に麦茶をゆっくりと移す時間の方がもったいないですからね。
翌日から、嫁さんのいうように豪快に移し入れていました。
こぼれた麦茶は布きんでササッと拭いて作業完了です。
こんな理不尽な怒られ方があるだろうか
それから数日ほどたったある日、いつものように多少のこぼれなど気にしないで、高速で麦茶をペットボトルに移していたら、嫁さんが大きな声を上げました。
「ちょっと! 麦茶のこぼれよるよ!」
ええ、こぼさないように気を配っていませんから当然です。
僕はあとで拭けばよかたい、と何でもないことのようにいいました。
だって先日嫁さんがそういったばかりですからね。
僕はてっきり嫁さんが「そうよね」とにっこり微笑んで、同意してくれるものと思っていました。
ところがどっこい。
怒気を含んだ声で「もっと丁寧に入れてよ!」と言うじゃありませんか。
えええ・・・。
僕は麦茶の入った大瓶を持ったまま固まってしまいました。
こんな理不尽な怒られ方がほかにあるだろうか・・・いや、ない。
スキル発動でもめごとを無事に回避
嫁さんが気分次第で以前と180度違うことをいうのは、そう珍しいことではありません。
もっというと、2回転して360度違うことをいうときもあります。
そして僕が「ほなちゃん(嫁さん)がこないだこぼれたら拭けばよかっていうたやん」と反論したとしても、「そがんこというとらん」と完全否定されるのもそう珍しいことではありません。
こういう「いった、いわない」からケンカに発展したことが過去に何度もありました。
その結果、こういう状況になったら回避が最善の策だということを僕は学習しています。
僕は回避スキル『賢者の服従(MP消費1)』を無詠唱で発動させました。
「わかった。明日からこぼれんごと入れるけん」
僕が素直にそういうと、嫁さんは「まったくもう」みたいな表情をしながら、出勤の準備の続きを始めました。
僕が悪かったわけでもないので「ごめんね」と謝ることまではしませんでしたが、スキルの発動により出勤前のもめごとを無事に回避できました。
フェイスブックより嫁さんに「いいね」
夫婦が一緒に生活していればたまにはケンカもしますが、原因は落ち着いて考えれば、ほとんどがどうでもいいことだったりします。
我が家でもさんざんどうでもいい原因でケンカをして、たくさんの無駄な時間を費やしてきました。
そこから得られた教訓が、『どうでもいいことなら、嫁さんのいうこと(多少理不尽であっても)に「いいね」する』です。
もちろんどうでもよくないことはきちんと話し合ってお互い納得のいく結論を出す必要がありますが、夫婦のもめごとの95%はどうでもいいことですからね(経験による断言)。
既婚男性がこの記事を読んでいたら、機会があれば『賢者の服従』を一度試してみてください。
「負けて勝つ」という徳川家康の言葉がありますが、ちょっと嫁さんを立ててあげるだけで夫婦喧嘩が大幅に減少して、あなたがとても快適に過ごせるようになりますよ。
僕的にはフェイスブックでどうでもいいコメントに「いいね」するより、ずっと有意義ではないかと思っています。
以上、「嫁さんの気まぐれで理不尽に怒られたけどスキルを発動して回避した話」でした。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
コメント
こんにちは。
『フェイスブックでどうでもいいコメントに「いいね」
するよりずっと有意義』
大賛成です(笑)
先日、「インターホン壊れて修理依頼したら12000円かかるらしい」
ということを書いたら 「いいね」がついてました。
どこがいいんだか とちょっと納得できません(笑)
やたらと「いいね」を欲しがる人も理解できません。
千代子さん、コメントありがとうございます。
実は僕の家も先日の台風でインターホンが壊れました。
とりあえず「故障中」と書いた紙を貼っています。
修理に12000円もかかるなら考えてしまいますね。
もしかしたら千代子さんのコメントに「いいね」した人は、
「有益な情報ありがとう」の意味で「いいね」だったのかも知れません。
それで納得しましょうw