ごきげんよう、まさきちです。
国内外で新型コロナ肺炎が日を追うごとに脅威を増していますね。
僕の住む地方でも感染者が増えてきたせいで、外出するのが怖いなと思うようになりました。
不要不急の外出は控えるようにといわれますが、止むを得ない用事でもできれば出かけたくないほどです。
そんな外出するときの必須アイテムはマスクですが、一時期はマスク不足が深刻な問題になっていましたね。
しかし最近は手作りのマスクをしている人をちょくちょく見かけるようになりました。
器用な人が「マスクがないなら作っちゃえ」といった感じで手作りしているんでしょうね。
今回は、そんな器用な人の手作りマスクに、あまり器用でない嫁さんがとまどってしまう話です。
超簡単手作りマスクを作る嫁さん
うちの嫁さんは仕事柄、マスクを一年中使用しています。
なので、マスクが店頭から消えた時期、嫁さんはちょっとあせっていました。
家にいくらかのストックはありましたが、次にいつ手に入るかわからない状況でしたからね。
僕はあせり気味の嫁さんさんに、手作りマスクがネットで話題になっていたことを教えてあげました。
興味を示した嫁さんと一緒にユーチューブで検索してみると、布製マスクの作り方の動画がたくさん投稿されていました。
ミシンを使うことなく簡単に作れるマスクから型紙を使って作る本格的な立体マスクまで、いろんな手作りマスクがあります。
手先があまり器用でない嫁さんは一番簡単に作れるマスクを選んで、家にある材料を使ってさっそく一つ作りました。
参考にしたすごく簡単に作れるマスクの動画です。
嫁さんは完成した手作りマスクを通勤バッグにしまいながら、「明日、職場のみんなに教えてあげよっと」とうれしそうにいっていました。
マスクの不足は職場でも話題になっていたそうで、これでとりあえず急場はしのげると安心した様子でした。
手作りマスクを人前に出せなかった嫁さん
ところが翌日、嫁さんは浮かない顔をして帰ってきました。
「どげんしたと?」と聞くと、「昨日のマスクは人に見せきらんやった」と苦笑いしながらいいます。
朝、嫁さんが職場の事務所に入ったら、布製のマスクがテーブルの上にずらりと並べられていたそうです。
そのマスクは、裁縫の得意な同僚が持ってきたマスクでした。
みんなに使ってほしいと、せっせと作ってきてくれたそうです。
嫁さんが持ち帰った手作りマスクを見せてもらいましたが(同僚は「あげる」といったそうですが、せめて材料代でもといって一つ百円ほど払ったそうです)、それはたいそう立派なものでした。
前日二人で動画を検索しているときに「こがんと作るとムリムリカタツムリw」と嫁さんがいっていた、ミシンできれいに縫ってある立体マスクです。
ちゃんと鼻の部分がふくらんでいて全集中の呼吸もしやすそうな、やわらかい手触りの布で作られたマスクでした(しかも柄もかわいい)。
僕がマスクを手に取りながら「うまいこと作っとらすねぇ」と感心していると、「あたしのマスクば先に見せんでよかったぁ」と嫁さんがあせった表情でいいます。
僕も、こんなすごい手作りマスクが並んでいるところにハンカチを折っただけの簡単マスクを出す勇気は確かにないなぁと思いました。
まとめ:嫁さんが手作りマスクを職場に持参したら技術の差を痛感させられた話
残念ながら、嫁さんが作った簡単手作りマスクは日の目を見ることはありませんでした。
でも、こういう折るだけで作れるような簡単手作りマスクのほうが、緊急事態には役に立つんじゃなかろうかと思います。
高齢者がマスクを求めてドラッグストアに開店前から並んでいるなどという話も聞きますが、ワイドショーは視聴者の不安ばかりあおる放送をしないで、こういうマスクの作り方などを教えてやればいいのになと思います。
しかしマスクの耳にかける部分をストッキングを輪切りにして代用するなんて、すごい発想力ですよね。
耳にかける部分に百円ショップのゴムひもを使う動画もあって、それにも感心しましたが、ストッキングを使う方法なら百円ショップへも行かずに済みますから。
以上、「嫁さんが手作りマスクを職場に持参したら技術の差を痛感させられた話」でした。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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