事件や事故が起きた現場には献花台が設置されているのをよく見るようになりました。
献花台にはお花だけでなくて、飲み物やお菓子なども置いてあります。
あの献花台に乗っているお供え物は、一体誰が片付けるのか気になりますね。
また、献花台はいつまで設置してあるのでしょうか。
そこで今回は、 献花台の飲み物やお菓子は誰が片付けるのかを調べてみました。
そして献花台はいつまで設置してあるのかも紹介します。
献花台の飲み物やお菓子は誰が片付けるの?

引用元:http://garuko.com/archives/31965979.html
献花台の設置は基本的に、事件や事故が起きた現場の自治体(市町村)が行ないます。
ですので、献花台にお供えされた飲み物やお菓子、お花の片付けは自治体の職員が行ないます。
自治体から依頼された清掃業者などが片付けをする場合もあります。
学校や施設で起きた事件や事故は、そこの関係者がすべての作業を行なうでしょう。
そして片付け(回収)されたお供え物は、基本的にすべて廃棄処分されます。
子供が犠牲になった事件や事故などは世間の関心も高く、お供え物が増える傾向にあります。
そうなるといろいろ問題が出てきて、近隣住民や通行人に迷惑をかける場合もあるそうです。
たとえば食べ物やお花といった生もののお供え物は、季節次第ではすぐに腐ってまるで生ゴミのようになってしまいます。
カラスや動物が食べ物のお供え物を食い散らかすときもあるそうです。
秋葉原無差別殺傷事件のときは献花台の食べ物をホームレスが持ち去ったという情報もありました。
お供え物を勝手に持ち去ると窃盗罪で訴えられる場合もあるそうです。
雨が降ったり風が吹けば、きれいに並べられたお花も吹き飛ぶし、食べ物の外箱が破れたり倒れたりして中身が飛び散って周囲を汚すこともあります。
その都度自治体の職員や依頼された清掃業者が掃除をするわけではないでしょうから、見るに見かねた親切な人や実際に迷惑をこうむる近隣住民がきれいにせざるを得ません。
事件や事故の犠牲者を悼む気持ちから、献花台にお供え物をする行動は理解できます。
ならば、お墓参りのときのように、お参りしたときに持参したお供え物は持ち帰るようにすれば良いのではないかと思うのですが。
献花台はいつまで設置してあるの?

引用元:http://garuko.com/archives/31965979.html
献花台は2週間から1ヶ月ほど設置してあるということです。
献花に訪れる人の状況を見て、献花台の撤去の時期も自治体が判断するようです。
しかし長くても1ヶ月ということでしょう。
献花台を管理する側としては、1ヶ月は長く感じるでしょうね。
最近はどこから批判の声が飛んでくるかわからないので、うかつに早めの撤去もできません。
犠牲者の遺族から批判されるならまだわかりますが、正義の味方ポリコレマンが安全地帯から叩ける『悪』を日夜パトロールして探していますからね。
献花台の設置と管理と撤去、そしてお供え物の廃棄にはすべてお金がかかります。
自治体を運営している額に比べれば献花台関連の費用など微々たる額でしょうが、それでもやはり税金が使われることに変わりはありません。
献花台の設置期間が長くなったり、お供え物の量があまりに多いと、自治体の財政をいくらかでも圧迫するのは事実です。
実際に、少年が河川敷で暴行を受けて亡くなった事件では、自治体である川崎市がお供え物の自粛をお願いした事例もありました。
まとめ:献花台の飲み物やお菓子は誰が片付けるの?いつまで設置してある?
今回は、献花台のお供え物や設置する期間について調べてみました。
●献花台の飲み物やお菓子は基本的に自治体が片付ける
●献花台から片付けられたお供え物は廃棄処分
●お供え物を勝手に持ち去ると窃盗罪で訴えられる場合もある
●献花台は2週間から1ヶ月ほど設置
犠牲者への思いが形になったものですから、何らかの問題があるからといって献花やお供えをするなとはいえませんよね。
献花する際のマナーやルールが共有されて、献花台の設置から撤去までのシステムが整備されると、犠牲者を悼む人や自治体や近隣住民など全員にとって良いのにな、と記事をまとめながら思いました。
以上、「献花台の飲み物やお菓子は誰が片付けるの?いつまで設置してある?」でした。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
コメント
ごみでしょ。この習慣はやめるべき。
ゴミさん、コメントありがとうございます。
故人を悼む気持ちは大事だと思いますけどね。
誰もが不快にならずに済む方法を考える必要があると思います。
これからもどうぞよろしくお願いします。