ごきげんよう、まさきちです。
営業電話(セールス電話)ってけっこう迷惑ですよね。
なにかやっているときに電話が鳴って、あわてて取ったら営業電話だったときは、思わず「勘弁してよぉ、営業ちゃ~ん」と心の中でつぶやいてしまいます。
ちなみに「勘弁してよぉ、○○ちゃ~ん」は、以前勤めていた会社の上司が職場で問題が起きたときに発していた口癖で、「○○」には人の名前やよその部課名、取引先名が入っています。
僕はその軽妙なフレーズがなんとなく気に入り、30年たった今でもことあるごとに使っています(嫁さんも僕の口癖がうつって使うようになりました)。
それはともかく、こちらの都合などお構いなしにかけてくる無礼な営業電話なんか、ビシッと断って然るべきです。
しかし「営業電話 断り方」でたくさんの人が検索しているところをみると、営業電話をうまく断れない人が多いようですね。
そこで今回は、僕が実践していて大きな成果をあげている、自宅にかかってくる営業電話の断り方を紹介したいと思います。
いつから自宅にかけていると錯覚していた?大作戦
僕が紹介する営業電話の断り方はとてもシンプル&イージーです。
自宅に電話がかかってきたら、あなたの名前のあとに「商会」や「商店」といった、中小企業の職場っぽい名前を付け足して受話器を取るだけです。
名付けて「いつから自宅にかけていると錯覚していた?大作戦」!
たとえばあなたが鈴木さんや田中さんなら、
「はい、鈴木商会です」
「はい、田中商店です」
こんな感じですね。
たったこれだけで、営業電話をかけてきた相手は「間違えました。申し訳ありません」といって、向こうからさっさと電話を切ってくれますよ。
おそらく営業のターゲットは自宅にいる人なので、職場にかかったら間違い電話を装って切るというマニュアルがあるのでしょう。
うちにかけてきた営業電話の相手が「間違えました。申し訳ありません」と言い訳している背後で、営業トークしている音がザワザワと聞こえているときがあります。
「あなたがテレフォンアポインターだということはまるっとお見通しですよw」と内心でニヤニヤしながら受話器を置いています。
営業電話を断ることが苦手な人には有効
営業電話の人もノルマがあるんでしょうけど、こちらにとっては迷惑電話でしかありません。
「必要ありません」「興味ありません」とビシッと断るのが一番いいのでしょうが、どうしてもそれがいえなくてうまく断れない人がいるのも事実です。
NOというのが苦手な日本人は、営業電話を断るのにさえストレスを感じる人がけっこう多いようです。
僕の嫁さんもそういう人で、かかってきた電話にゴニョゴニョと対応していると思ったら、なんとも申し訳なさそうに電話を切っています。
「営業電話?」と聞くと「そう」と答えるので、「なんですぐ断らんの?」というと「一生懸命説明しよらすけん、途中で断るとがなんか悪くて・・・」とかいうんですよ。
僕にはビシビシズバズバいうくせに、営業電話にはなんでそんなに遠慮気味なんだよ!
・・・などというとまた不要な諍(いさか)いが起こるので、電話はなるべく僕が出るようにしています。
という感じで、営業電話をうまく断ることができない人にとって「いつから自宅にかけていると錯覚していた?大作戦」は、けっこう有効な方法ではないでしょうか。
向こうから勝手に退散してくれるので、ノーストレスで営業電話に対応できますからね。
しつこい営業電話にはいうだけいってガチャ切り
それでも食い下がってくるツワモノ営業マンがいたら、これはやはり正攻法でガツンと断るしかありません。
ガツンといっても大きな声をあげたり余計なことをいう必要はありません。
「営業はすべてお断りしています。失礼します」
これだけを穏やかな声ではっきりと丁寧に伝えたらガチャッと切ります。
相手がなにか話している途中でも、こちらの意思を伝えたらすぐに受話器を置いてかまいません。
僕は「いつから自宅にかけていると錯覚していた?大作戦」を使う前は、この方法で営業電話を断っていましたが、なにか問題が起きたことは一度もありません。
営業電話をかける人だって仕事でやっているわけですから、ズバッと拒否された電話番号に再度かけるなんて無駄なことはしないのでしょう。
むしろ断られるならすぐに断られたほうがさっさと次にいけるので、営業電話をかける人にとっても都合がいいのかもしれません。
本当にしつこい営業電話には「消費者センターに相談します」
でもはっきり断ったにも関わらず、いくらか期間を置いたらしれっと何回も営業電話をかけてきた会社がありました。
本社が鹿児島にある焼酎や水を販売している会社ですが(社名は今でも覚えています)、この会社の営業電話は本当にしつこかったですね。
嫁さんのお母さんが新聞広告を見て一度焼酎を買ってくれたのですが、そのことで顧客リストに載ったのでしょう。
良くいえばフレンドリー、悪くいえばなれなれしい営業トークをする年配と思われる女性が、早口で「どうですか?美味しかったでしょう?またどうですか?」とまくし立ててきます。
確かに焼酎は美味しかったですが、「またぜひこの焼酎を飲みたい!」というほどのものでもなかったので、「いえ、もうけっこうです」と断りました。
断るとまあまあすんなり電話を切ってくれるのですが、それでも数か月後には「新商品が出たんですよ!」とかいって、年配の女性が以前と同じ調子でかけてくるんですよ。
4回目か5回目くらいの営業電話のときに心底うんざりした僕は、
「うちの電話番号をおたくのリストから削除してください。また営業電話をかけてきたら消費者センターに相談します」
と、ちょっと強めにいいました。
さすがにその後はもうその会社から営業電話はありませんでしたが、あんな営業してたら会社のイメージを悪くするだろうにとこっちが心配するくらいのしつこさだったのを覚えています。
まとめ:自宅にかかってくる営業電話の断り方!一言足すだけで相手から退散!
今回は、自宅にかかってくる営業電話を一言で断る方法を紹介してみました。
●「○○商会」や「○○商店」といった中小企業の職場っぽい名前で電話に出る
●営業電話だった場合は向こうから間違い電話を装って切ってくれる
●名付けて「いつから自宅にかけていると錯覚していた?大作戦」
●営業電話を断ることが苦手な人には特に有効かと思われる
●しつこい営業電話には「営業はすべてお断りしています。失礼します」
●さらにしつこい営業電話には「消費者センターに相談します」
自分の名前のあとに職場っぽい一言を足すだけなので、難しいことはないと思います。
ただしこの方法を使うときは、あなたの家によく電話をかけてくる人に、「電話には○○商会ですといって出るから驚かないでね」とあらかじめ伝えておくと良いでしょう。
それこそ身内が「あ!間違えました、ごめんなさい!(あれぇ?)」といってあわてて切ってしまう事態になりかねませんから。
営業電話を断ることが苦手で、ストレスなく電話を切りたい方は、「いつから自宅にかけていると錯覚していた?大作戦」を一度試してみてください。
「間違えました。申し訳ありません」といってスタコラ退散していく営業電話の声にスカッとすると思います。
以上、「自宅にかかってくる営業電話の断り方!一言足すだけで相手から退散!」でした。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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