嫁さんのブラジャーがある日DカップからFカップになった話

ブラジャーよもやま話

ごきげんよう、まさきちです。

『ドラゴンクエスト』シリーズは『1』から『9』までクリアしました。

優先的に買うのは武器で、充分にレベルを上げてから次の町や洞窟に行く慎重派です。

『5』ではビアンカを選び、『8』のアスカンタ城のイベントで大泣きしました。

ということで、今回は一夜にして嫁さんのブラジャーのサイズがアップした話です。

ヨレヨレのブラジャー発見

嫁さんが下着を洗濯して部屋でほしていました。

その中にえらくくたびれた様子のブラジャーがありました。

もとは薄いピンク色だったようですが、色褪せて何とも薄汚れた感じの色になっています。

しかも布地が少し破けてカップの下部分のパーツ(ワイヤー?)が、ほんの一部ですが見えているではありませんか。

僕が嫁さんに「このブラジャーはなんで醤油で煮しめたと?w て言うか破れとるばいw」とからかうと、嫁さんは「煮しめとらん。こんぐらい破れとっても大丈夫!」と、怒り笑いしながら反論します。

僕が「伸びてもうヨレヨレやん。そがん辛抱せんで新しかと買えばよかたい」と言っても、「これが着け心地がよかけんよかと。新しかとは痛かとさ」と言うではありませんか。

言われてほかのブラジャーをよくよく見ると、どれもけっこう年季が入っています。

僕もお気に入りのTシャツは首まわりがヨレヨレで、それはさすがに寝るときだけ着ていますが、伸びた感じがとても着心地がよいので、嫁さんの言い分がわからないではありません。

しかし嫁さんに着古した下着を着けさせていると知ってしまっては、夫として平気でいられません。

だが、待て。新しいブラジャーは痛い・・・だと?

Dカップは10年前に測ったサイズ

もしやと思い、嫁さんにブラジャーのサイズを聞いたら、Dカップ、と答えます。

そう言えば以前、嫁さんの胸のサイズを聞いたことがあって、そのときもDカップだと答えたのを思い出しました。

ブラジャーのサイズがDカップなら、胸のサイズもDカップだと普通は思いますよね。

ところで、僕も皆さんと同じようにアダルトサイトなどを見るのですが、グラビアモデルのプロフィールにはバストサイズが書いてあります。

小ぶりな胸の人でもバストサイズはEカップやFカップなどと表記してあります。

「このお姉さんたちのおっぱいはうちの嫁さんより小さかやん。はは~ん、EとかFとかちょっと盛(も)っとるんやな」

見た目と表記されたサイズにギャップのあるおっぱいを見るたびに僕はそう思っていました。

しかし違いました。

お姉さんたちは盛っていなかったのです。

むしろ嫁さんの「Dカップ発言」を疑うべきだったのです。

嫁さんに「ブラジャーのサイズを測ったのはいつ?」と聞いたら、10代後半のときに測ったきりだと言います。

なんと10年も前に測ったサイズのブラジャーをずっと購入していたのです。

なるほど、だからサイズの合っていない新しいブラジャーは胸が締め付けられて痛くて、伸びてヨレヨレになったブラジャーはサイズが合っていたので着け心地がよかったのですね。

ジャストサイズのブラジャー購入

僕は嫁さんにグラビアモデルのプロフィールの件を伏せて、おそらくブラジャーのサイズが合っていないので、近いうちにちゃんとした下着屋さんで測ってもらった方がいい、と伝えました。

嫁さんは恥ずかしいだの専門の下着売り場は高いだの言っていましたが、次の休日に近くのイオンへ行きました。

すると、やはり胸のサイズよりずっと小さいブラジャーを着けていることがわかりました。

下着売り場のお姉さんから「お客様はFカップですけど、メーカーによってはGカップでも合いますよ」と言われたそうです。

Fカップの胸をDカップに詰め込んでいたら、そりゃあ痛くもなりますよね。

嫁さんは「かわいかとのたくさんあって選ぶとに悩んだ~!」と嬉しそうに言いながら、ジャストサイズのブラジャーを3枚買ってきていました。

その中にカップ部分が白っぽいベージュ色で肩ひもが紫色のブラジャーがありました。

僕が「これはベホイミスライムみたいやね」と言ったら、ドラクエどころかゲームを一切やらない嫁さんは、まるっと無視してベホイミスライムブラジャーを洗濯ネットに放り込んでいました。

圧倒的じゃないか、我が軍は!

翌日、サイズの合った新しいブラジャーを着けた嫁さんの胸は、一夜にしてグレードアップしていました。

僕が思わず「圧倒的じゃないか、我が軍は!」とギレン総帥っぽく感動していたら、ガンダムどころかアニメを一切見ない嫁さんは、またもやまるっと無視して一階に下りていきました。

「やはりGカップ寄りのFカップボインは威圧感が半端ないな・・・」と、階段をおりていく嫁さんの後ろ姿を眺めながらしみじみと思いました。

数日後、あのピンク色の着古されたブラジャーがハサミで切り刻まれて分別用のゴミ袋に捨てられていました。

僕は色褪せてヨレヨレになるまで頑張ったブラジャーに、そっと「お疲れ様でした」と声をかけました。

以上、「嫁さんのブラジャーがある日DカップからFカップになった話」でした。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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